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鍼灸について

施術コース

訪問施術

ご自宅やお住いの老人ホーム、介護施設で施術を受けたい方のために、健康保険適用の訪問施術メニューをご用意しています。訪問施術とは、寝たきりの方や歩行が困難な方のもとにお伺いし、施術をご提供すること。ご自宅や老人ホームにいながら、病状の改善・新陳代謝の向上・機能低下の予防により、日常生活動作(ADL)の向上が期待できます。
※対象は、医師より施術の必要性が認められ同意書を得られた方のみとなります。

不妊施術コース

鍼灸で子宮や卵巣への血流量を増やし、子宮内環境や卵巣機能を整えます。さらに、体質改善で妊娠に向けた身体をおつくりします。

逆子施術コース

逆子とは、お腹の中で頭が下向きになった状態のこと。お母さんの恥骨や足元に向かって、頭が向いているものが正常位とされています。逆子施術は、28週までに始めるとよいといわれています。遅い時期(36週目以降)でも改善されるケースがありますので、「安全に産めるか心配…」という方は、まずは一度ご相談ください。

妊娠中はホルモンバランスの変化により免疫力が低下し、風邪や炎症を引き起こしやすくなります。しかし、その都度薬を服用すると赤ちゃんに影響を与えかねません。そのため、副作用などがほとんどない鍼灸は、妊婦の方にとって最適な施術法のひとつといえます。特に妊娠中のお灸は、出産時における出血量の低下や分娩時間の短縮などの効果により、安産を迎えやすくなることも大きな特徴です。

メリット・デメリットなどについて

メリット

1. 身体の調子を整えることができる
鍼灸施術は、自律神経を調整したり血行を促進したりすることで、自らの力で症状を改善していけるようサポートする施術法です。局所的にアプローチすることができるだけでなく、全身を健康に導くこともできます。

2. 副作用がほとんどない
西洋医学のように、投薬や手術など身体に大きな負担がかかるようなことは一切ございません。そのため、薬のような副作用がほとんどなく、安心してお受けいただけます。

3. 誰でも受けられる
お子さま・お年寄りの方・妊娠中の方など、どなたでも安心してお受けいただけます。適応症は肩こりや腰痛をはじめ、赤ちゃんの夜泣き・かんの虫、アスリートの筋肉疲労・捻挫、妊婦さんのつわり・逆子など、さまざまです。

4. 保険が適用される場合がある
頸腕(けいわん)症候群、頚椎捻挫(けいついねんざ)後遺症、五十肩、神経痛、リウマチ、腰痛など…。これらの症状に対しては、保険を使って施術を受けることができます。なお、保険適用には医師の同意が必要です。

デメリット

1. 眠気やだるさが出る場合がある
施術後には、一時的に眠気やだるさが出る場合があります。これは、症状改善の過程で起こる反応であり「好転反応(こうてんはんのう)」と呼ばれています。反応は自然におさまりますので、ゆっくりと休養して身体の回復を待ちましょう。

適応症

WHO(世界保健機関)では、鍼灸の適応症として以下の症状に有効性があると認められています。

●神経系疾患
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー

●運動器系疾患
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)

●循環器系疾患
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

●呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪

●消化器系疾患
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾

●代謝内分秘系疾患
バセドウ病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

●生殖、泌尿器系疾患
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

●婦人科系疾患
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊

●耳鼻咽喉科系疾患
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎

●眼科系疾患
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

●小児科疾患
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

偏頭痛について

片頭痛で悩む方は、女性が圧倒的に多く、全体の8割を占めています。さらに、IT産業やスマホの普及により、かなりの頻度で痛みを伴っている方も増加傾向にあるとも…。
頭痛薬は薬局が販売している薬剤の中で一番売れており、病院でも薬剤治療しか手立てがないともいわれてます。片頭痛は集中力の低下につながるうえ、仕事や勉学に支障をきたし、生活全般に悪影響を及ぼします。鍼灸はその片頭痛に対しても、効果的にアプローチすることが可能です。